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  4. 美容のプロがオススメする「日焼け対策」

 海で遊ぶ時に気になるのが、やっぱり日焼け。でも、きちんと日焼け対策をすれば、肌へのダメージはかなり抑えられます。今回は、海に遊びに行くときはしっかり楽しむというメイクアップアーティスト、山口童子さんに美容のプロだからこそ知る予防法&アフターケアについてお話を伺いました。

プロフィール


山口 童子さん

美・ファイン研究所 ビューティディレクター

 J M A N(Japan Make-up Artist Network/通称:ジェイマン)所属。総合的なビューティディレクターとして活躍するメイクアップアーティスト。スキンケアの造詣が深くメイク技術だけではなくソフト開発や化粧品の企画開発、教育分野でも積極的に活動している。

美・ファイン研究所 http://be-fine.co.jp
J M A N http://jman.jp





衣装協力  QUIKSILVER  ROXY




tanning|効果的な日焼け止めクリームの塗り方


 日焼けを防ぐには、紫外線防止剤(UV 防止クリーム)の使用が効果的ですが、気をつけたいのが〝塗り残し〟です。つい見落としがちな場所にもしっかりと塗りましょう。

・顔のへこみ部分にもしっかりと
・耳の周辺も忘れずに
・忘れがちな襟足も


tanning|夏前に〝肌の下準備〟をしておこう


 紫外線が強くなる5月頃から外出時に薄く日焼け止めクリームなどを塗り、夏に向けて肌の下準備をしておきましょう。肌を冷やしながら日焼けをすることで日焼けの炎症が軽減され、赤みが出にくくなります。夏の強い日差しに負けない肌に仕上げることができます。

ほどよく焼きたい人は「SPF」が5〜10のクリームを使うのがオススメ


after care|日焼け後に行う4つのアフターケア

 カラカラに乾いてしまった日焼け後は、肌にも水分補給が必要です。まずは日に焼けた部分を冷やし、火照りがおさまったら保湿剤を押し込めるようになじませます。この時、皮膚を傷つけないように、絶対にこすらないことがポイントです。女性はスキンケア用品を普段より多めに使いましょう。



1:フェイスケア

 肌に水分の膜をはり皮膚を守るジェルタイプの保湿剤がオススメ。何度も重ねて最後には肌の水分を逃さないようにオイルやクリームを。


2:ボディケア

 炎症を抑えるために火照りや痛み、赤みがなくなるまで冷やし、その後に日焼け用のアロエ入りのジェルで保湿する。


3:ヘアケア

 日焼けでパサついた髪にもケアが必要。トリートメント後に蒸しタオルを巻き、成分をより浸透させるとツヤのあるしなやかな髪に。


4:トータルケア

 日焼けした後は、肌だけでなく体力も落ちている。十分な休息と睡眠で体を休めるとよい。



 日に焼けた後のカサついた肌は不健康そうに見えてしまいます。男性も化粧水を塗った後、乳液をつけるなど保湿をしっかりとしてツヤを出すことがポイント。また、黒い肌に明るい髪色は軽薄な印象になりがちなので注意。


inner care|美容のプロは身体の中からも美白ケア

ポイントは「ビタミンACE(エース)」

 日焼けに効く食べ物として、まず挙げられるのは「ビタミンACE(エース)」。他にも、リコピンを多く含むトマト・スイカ・マンゴーなどは、日焼け予防にも日焼け後の回復にも効果的。皮膚を形成するタンパク質を多く含む鶏むね肉・大豆製品・アジ・イワシなどもしっかり摂ることが大切です。日焼けが気になる人は、海へ行く1、2日前からこれらの食材を積極的に摂取して日焼けに備えましょう。食事で摂るのが大変だという方は、野菜ジュースやサプリメントで補ってもよいでしょう。
 また日焼け直後は、身体の内側からもしっかりと水分補給を。水やハーブティーなど、ノンカフェインのものがおすすめです。


皮膚を丈夫にする「ビタミンA」

鶏や豚のレバー、うなぎ、緑黄色野菜


美白効果のある「ビタミンC」

アセロラ、柑橘類、パプリカ、ブロッコリー


代謝を高める「ビタミンE」

アボカド、魚卵、ナッツ類、モロヘイヤ



日焼け対策についてもっと詳しく知りたい方へ

花王株式会社ビオレUV監修、太陽光との上手な付き合い方を紹介する情報サイト「アウタースキンラボ」には、レジャーでの日焼け対策のポイントや紫外線にまつわるお悩み解決などの役立つ情報が掲載されています。こちらもぜひご覧ください。


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