- 爽快感
- 日焼け
- チャレンジ
- 体力
- 準備/片付け
誰もが一度は憧れる“マリンスポーツの王道”で女性や子どもでも充分に楽しめます。五輪競技の正式種目に選ばれたこともあり、注目が集まっているマリンアクティビティです。
初挑戦でもここまで上達できる!
朝焼けのビーチでサーフィンに初挑戦
思った以上にバランスをとるのが難しくて苦戦しましたが、無事に波乗りできた時は感動しました!
はじめてのサーフィン (出演:のが・池澤あやか)
遊べる時期と地域
ウエットスーツなどの装備を揃えれば、季節を問わず波に乗ることができます。季節や地域によって波の特徴や大きさが異なるので、各地のサーフスポットを巡るのも楽しみ方の一つです。
ダイナミックな技にチャレンジしてみよう
サーフィンは波と闘うと必ず負けてしまいます。自然が生み出した波のことを理解して、波と調和しなければ、波に乗ることはできません。波のコンディションは毎回異なるため追究しがいのある楽しいスポーツです。
サーフショップ PADO PADO OKINAWA
オーナー 真境名(まじきな)さん
サーフィンの魅力・楽しむポイント
サーフィンは自然を相手にしたスポーツです。横一直線に寄せる波を背に、板の上で感じる風は最高の気分にさせてくれます。また、ただ波の上でくつろぐだけでも心地よく、心が癒されます。
海の上で気分をリフレッシュできる
スポーツとして体を動かす楽しみだけでなく、海の上に浮かんでいる時間そのものが特別な体験になります。海岸から眺めるのとはまた違って、ボードにまたがり波を待つ間、海と一体になった感覚を味わえます。自然の中でリフレッシュしたい人にもおすすめのアクティビティです。
ボードは種類がいろいろ!
サーフボードには、ショートボード、ロングボード、ボディボードの3タイプがあり、波のコンディションや体力などに合わせて、ボードを選ぶことができます。
アグレッシブなサーフィンがしたい方にはショートボード、ゆったりと波に乗りたい方にはロングボード、比較的簡単に遊びたい方にはボディボードがおすすめです。
いつから始めてもOK!
ライフスタイルに取り入れる人も
小学校低学年の子どもや、50代から始める人もいます。いつからスタートしても問題なく楽しめるのがサーフィンのよいところ。朝、サーフィンをしてから仕事に行くなど、ライフスタイルに取り入れる人も多く、何歳になっても夢中になれるスポーツです。
サーフィンを始めよう!
最初は一人で練習せず複数人で海に行くか、経験者にレクチャーを受けるのが安心です。経験の浅いうちは波とぶつかって体力が奪われがちなので、適度な休憩をとることが大切です。また、サーフポイントの波の高さ、風の向きや強さは、事前にWEBサイトなどで確認し、悪天候や波が高すぎる日は避けるようにしましょう。
【安全とマナー】世界共通のルールがある
サーフィンには世界共通のゴールデンルールがあります。それは「一つの波に乗るのは一人」です。例えば、一つの波に二人同時に乗ってしまった場合、波が崩れ始める側により近いサーファーに優先権があります。波は左右どちらか一方から崩れ始めるので、よく確認してからテイクオフ(波に乗る)しましょう。
また、地域によってはローカルルールがあるので注意しましょう。
【ファッション】慣れるまではレンタルを利用しよう
サーフィンに必要な装備は、サーフボード、リーシュコード、ウェア(夏は水着、他の季節はウェットスーツやドライスーツ)。寒い季節はブーツやグローブなどが必要になるので、最初はレンタルなどを利用して、慣れてきたら自分に合ったボードや装備品を購入しましょう。
衣装協力 QUIKSILVER ROXY
主な料金
装備のレンタル
ボード 3,500円〜
ブーツ 1,000円〜
ウェア 1,000円〜
装備の購入
購入する場合
ボード 12万円〜
(初心者用 6万円~)
ブーツ 6,000円ほど
レッスン
レッスン料はレンタル代
含めて90分で
8,000円〜12,000円ほど
※その他のレンタル品(タオル等)、ロッカーやシャワー、駐車場利用は別途
※金額はすべて一般的な相場観です。
はじめてのサーフィン 遊び方
初心者は“波に乗る”感覚を身に付けることから始めます。最初から沖に出るのはかなり難しいので、足のつく浅瀬で練習するのが基本です。陸でしっかりと準備運動をして体をほぐしたら、まずはお腹くらいまでの深さのところまで歩いて行き、小さな波に乗るところから始めましょう。
01:まずは陸で
イメージトレーニング
波をイメージしてパドリングやボードに立つ練習をする
02:無理のない深さで練習スタート
最初は浅い場所で小さな波に乗ってみる
03:パドリングをして沖に出る
ボードに腹ばいになり、手で漕いで大きな波のありそうな沖へ移動
04:沖を背にして岸に体を向ける
まわりに人がいないことを確認してボードの先を岸に向ける
05:タイミングよくボードと波に乗る
波が来たら、いよいよボードと波に乗る
06:最後はボードの上に
立ってみよう
スピードに乗ったら一気に立ち上がる
競技サーフィンを見に行こう!
サーフィンには競技大会があり、プロの技を観戦することができます。ルールや採点方法は、馴染みがない人が見るとわかりづらいものがあるので、初心者でも楽しめる見どころを紹介します。
プロによる激しいバトル
競技は波の大きさ、スピード、技、力強さ、しぶきの高さなどを基準に0~10点で審査します。ダイナミックで難易度の高い技が決まると高得点を得られるので、選手はリスクを承知で高難度の技にチャレンジしていきます。
波に乗る前の駆け引き
1試合(ヒート)につき2人~4人が同時に競技を行う中で、1つの波に乗れるのは原則1人。そのため、選手はよい波に乗るために場所取りの駆け引きをしています。どの位置でどの波を狙っているか、波に乗る前の動きにも注目です。
チェックポイント!
サーフィン競技は選手は自身の得点や逆転に必要なポイント、残り時間などを把握しながら対戦相手との位置関係(ポジション)にも目を配らせる頭脳戦な一面もあります。
サーフィン競技は観戦無料
五輪競技など一部のエリアや観覧席が設置されている大会を除き、無料で観戦できるのが魅力のため会場近くの駐車場は有料・無料問わずすぐに満車となってしまうため、公共交通機関を利用するか近隣の駐車場情報を事前に調べた上で訪れることをおすすめします。
また、サーフィン競技は自然との闘いでもあります。開催期間中でも波のコンディションが整わなければ試合がレイデイ(順延)になることも少なくはありません。大会公式WEBサイト等でこまめに情報を収集するよう心がけてください。
【全国の大会スケジュール】http://www.nsa-surf.org/match/