- 爽快感
- 日焼け
- チャレンジ
- 体力
- 準備/片付け
サーフボードの上に立ち、一本のパドルで左右を交互に漕いで水面を進む、ハワイ発祥の新感覚アクティビティSUP(Stand Up Paddleboard)。初心者でも気軽に楽しめることから、世界各地で人気が高まっています。
初挑戦でもここまで上達できる!
透明感抜群の海でSUPに挑戦
体重が軽いとバランスを取りやすい!短い時間でスイスイ進めるようになりました。
はじめてのSUP (出演:のが・池澤あやか)
遊べる時期と地域
水着だけで気持ちよく海上散歩を楽しめる夏はもちろん、ほとんどの地域で一年中楽しむことができます。海以外にも水面が穏やかな川や湖での体験もおすすめで、水上から春の桜や秋の紅葉を楽しむ人が増えています。
ボードの上から眺める〝非日常な景色〟が最高!
立ち上がった高い目線から景色を眺めることができるのがSUPの醍醐味です。ゆったりとした時間を過ごせるため、潮の香りをかぎながら、ゆるやかな時間を過ごしたい人にはおすすめのスポーツです。
SUPツアーコンダクター
LOKAHI 長瀬さん
SUPの魅力・楽しむポイント
難易度がそれほど高くないので、気軽に始めやすいのがSUPの魅力です。激しい動きをする必要がなく、落ちてもけがをする心配が少ないので、子どもでも安心。家族でチャレンジしてみましょう。
初心者にやさしくリラックスした時間が楽しめる
ボードの幅が広く、厚みもあって安定しやすいので、初心者でもすぐに乗ることができます。海の上でリラックスした時間を過ごしたい人にはおすすめです。
水上で行う「SUPヨガ」が女性に大人気!
とくに女性に人気なのがSUPヨガ。不安定な波の上で行うヨガは陸上よりも体幹を使うため、より効果的です。また、心地よい海風を浴びながら行うヨガは、潮の香りもあってリラクゼーション効果もアップします。
ボードの上から釣りを楽しむ「SUPフィッシング」
釣り好きにおすすめなのがSUPフィッシングです。例えばプレジャーボートにボードとパドルを持ち込み、ポイントに近づいたところでSUPに切り替えると、手漕ぎボートよりも小回りが利き、自分の好きな深いポイントに自由に移動できます。
SUPを始めよう!
SUPは、基本的には波や風のない穏やかな水の上に浮かんだボードに立ち、そのままパドルを漕いでクルージングを楽しむものです。はじめは波の少ない港内や湖で練習を積んでから、海で遊ぶことをおすすめします。
【安全とマナー】ライフジャケットを着用しよう
SUPをする際は必ずライフジャケットを身につけてください。水中に落ちても自然と体が浮くので、泳ぎが苦手な人でも気軽にチャレンジすることができます。小学生低学年までの子どもは、経験者や親と一緒のボードに乗ることを心がけましょう。
【ファッション】おしゃれなウェアで楽しもう
夏は水着だけでも快適に遊ぶことができます。日焼けが気になる人は、ラッシュガードや乾きのよい長袖のシャツなどを着用しましょう。必要な装備は、ライフジャケット、パドル、SUP用ボード(リーシュ付き)。まずは手軽なレンタルの利用をおすすめします。
衣装協力 BLUESTORM QUIKSILVER ROXY
主な料金
レンタル
ボード、パドル、ウエットスーツ
2時間 4,000円~
1日間 7,000円~
購入
ボード 3万円~
パドル 1万円~
レッスン
体験SUPツアー
90分 7,000円〜
※その他のレンタル品(タオル等)、ロッカーやシャワー、駐車場利用は別途 ※金額はすべて一般的な相場観です。
はじめてのSUP 遊び方
サーフィンのように波の力を利用するのではなく、パドルを使って自分の力で好きな方向に進みます。まずはボードの上に乗ることから始め、座ったままでパドルの動かし方を練習しましょう。慣れてきたら中腰、直立へと徐々に移行していきます。
01:グリップとシャフトを握る
利き手でグリップを持ち、反対の手で50 cmほど下を握る
02:パドリングは円を描くように
扱いやすい方に構えて、円を描くように漕ぐ
03:正座や中腰で乗ってみる
まずは正座や中腰の状態で漕いでみる
04:パドリングは〝腰〟がポイント
腕だけでなく腰を使い、体より前でパドルを動かす
05:パドルを水に入れバランスをとる
立ち上がる時はパドルを水中に入れてバランスを取る
海に落ちても乗り直せるので安心
ボードに安定感があるので、すぐに乗り直すことができる
SUP競技について
SUPには主に2種類の競技があります。スピードを競うSUPレースと、サーフィンと同じように波に乗る技術を競い合うSUPサーフィンです。どちらも世界各地で大会が行われており、参加人数も年々増えている人気競技です。
SUPサーフィン
2〜5人でスピード感やテクニックを競い合います。サーフィンと似ていますが、一番の違いはパドルを使用するところ。SUPはもちろん、サーフィンの高い技術も求められる競技であり、選手たちによるダイナミックで迫力ある技を楽しめます。
SUPレース
決められたコースをSUPで進み、タイムを競い合う競技で、国内でも各地でレースが開催されており、認知度も徐々に高まっています。進むスピードも大切ですが、マラソンのように自分と向き合う競技でもあり、限界に挑戦する選手たちの姿も見どころの一つです。