日本郵船氷川丸「海に浮かぶ文化遺産へ」
横浜は海や船の魅力を知るにはぴったりの場所!先日、横浜港に係留保存されている「日本郵船氷川丸」を見学したので、レポートします!
山下公園のシンボルである氷川丸。赤・白・黒の美しい船体は、必ず目に入りますよね。
氷川丸は日本郵船が1930年にシアトル航路向けに建造した貨客船。
戦前の日本で建造され現存する唯一の貨客船であり、造船技術や客船の内装を伝える大変貴重な文化遺産です。
あの喜劇王 チャップリンも乗船したそうですよ!😲
入館料は大人300円と大変リーズナブルですが、見所は盛りだくさんな氷川丸。
客室、社交室、読書室、喫煙室、操舵室、機関室と様々な部屋を見ることができます。
歴史や文化に興味のある方は、一つ一つの部屋の内装や展示を見学すると、1時間半以上はかかるかもしれません!
個人的には、アールデコ様式の内装や、一等客室と三等客室の違いが大変興味深かったです。


上の写真は一等社交室。ダンスパーティーの会場になることもあったようです。この他、豪華な造りのお部屋がたくさんありました。
いくつもの激動の時代を生き抜いてきた氷川丸。
当時船に携わった人々に想いをはせながら、皆さんも見学してみませんか?
日本の全国各地に、氷川丸のように保存展示されている船や、海や船の魅力を知ることができる博物館がたくさんあります。
ぜひ足を運んでみてください!


(本記事は2024年11月末時点の情報をもとに、海ココ事務局が執筆しています)
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